ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落107 [2020-09-14]


107
Through our life on earth we have learned a great deal; how much more we shall learn as we venture into the realms of Cause. We shall know much more beauty than we have known in the world of effects. Our admittance to such knowledge is not difficult - just one step can prove itself the key that will unlock the chambers heretofore unknown to us. "There is nothing," we have been told, "that shall not be revealed." To the vision of the brave in heart no truth can be concealed. One single sacrifice - the releasement of old thought habits, may bring rewards far greater than you have ever dreamed
107 地球上における私達の生活を通じて、私達は多くを学んで来ました。私達が因の領域に足を踏み入れれば、更にどれほど多くを学ぶこととなるでしょう。私達の結果の世界で私達が知って来たよりも更に大きい美しさを知ることになるのです。このような知識に対する私達の入場の権利は難しいものではありません。ただ一歩の踏み込みが、私達にこれまで知られていなかった特別室を開けるカギであったことを明かします。「明かされないものはない」と私達は教えられて来ました。心の勇敢な者の視野には如何なる真理も隠されていることは出来ません。ただ一つの犠牲、古い思考習慣の解放は、貴方が夢見たこと以上に大きな報酬をもたらすことでしょう。






【解説】
この宇宙哲学を学ぶにあたり、そもそも私達が何を目指しているかについて本文は明確に述べているように思います。
つまり、私達は地上における物質の世界、結果の場についてはこれまで多くを学んで来ました。そしてその過程で優れたもの、美しいものにも出会って来た筈です。
しかし、それ以上に私達がこれから学ぼうとしているのは、因の世界、即ち創造主の想念が行き来し、これから万物が生み出される源泉の活動力の場を探求し、知ろうとしている訳です。そこにはこれまでの結果の世界とは比べようもない精妙華麗な世界が広がっていると著者は説いているのです。そして私達がその入り口の扉を開くことは十分に可能であって、唯一私達の古い思考週間を捨てることで良いのだと説いているのです。(注:私には映画「2001年宇宙の旅」の中でボーマン船長が木星の大気圏に入って行く際の様々な光が交差する映像の表現に、本文で言う想念が飛び交う因の世界が象徴されているように思っています)


第09章 段落106 [2020-09-11] <<  |  >> 第10章 段落108 [2020-09-15]