ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落104 [2020-09-10]


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It is true that the step into the wholeness of life carries us into the unexplored but what would our existence be if we remained always in the world of the obvious? Delving into any subject takes us from stagnation to knowledge and progress. There is no need for any one remaining in the state of disintegration or static mental condition when everyone is privileged to step into the newness of things and study in the school of everlasting advancement. There is no place to which a man is bound; he may go forward freely whether it be in a world of acts or in the universe of facts. There is no standing still; one must go either up or down, and the upward step is always the proper one to take. All of the storehouses of earthly knowledge in which various manuscripts are treasured contain not even a beginning of the wisdom that is held within the storehouse of the cosmos.
104 生命の全体性への歩みは私達を未踏に運び入れますが、もし私達が明らかな世界にいつも留まっていたら、私達の存在意義は何なのでしょう。どんな課題でもそれを掘り下げることは、私達を停滞から知識と進歩に連れ行きます。誰もが物事の新しさへの一歩が与えられ、永続する前進の学校での学習が与えられているというのに、誰一人、崩壊或いは静止した精神状態に留まっている必要はありません。人が縛りつけられている必要のある場所は存在せず、人は行動の世界や事実の宇宙の中であれ、自由に前進することが出来るのです。静止しているものは何一つありません。人は上昇するか下降するかのいずれかであり、上向きの一歩は常に取るべき適切なものです。様々な原稿が収蔵されている地球上の知識の宝庫の全てをもってしても、宇宙の宝庫の中に保存されている英知の冒頭さえも含んでいないのです。




【解説】
真に宇宙的に生きるとはどういう事かを本項では説いているように思います。
即ち、私達は前進か後退かのどちらでしかなく、停滞とはとりも直さず時代の流れから取り残され、習慣の中に埋没し退化して行くことになるのです。
しかし、これを為すには何か大変な努力をしなければならないという訳ではありません。私達の意識をもっと自由に拡げ、空間を行き来させ、新しい想念・印象と出会うことが重要なのです。この意識を拡げることは肉体とは関わりなく自由に出来る筈です。こうした自由闊達、開放的な心境になることで、やがては宇宙的想念・印象と出会う中で、進歩を遂げることとなる筈です。


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