ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落061 [2020-07-07]


5. WHAT IS CONSCIOUSNESS?
061 The term consciousness seems to be the foundation of all creation. It is not a physical thing, yet it measures all expressions of physical forms. Without it no form could be or exist for consciousness is life itself. It is the power which gathers the elements into the formed state and it is the intelligent force which causes awareness and animation within the form. Conscious awareness of the All-Inclusive consciousness is that tremendous power which is referred to in the Scriptures as the Holy Ghost. It is a dweller, as power, within that which is created, perpetuating the growth of the form by the constant action which is the law of It's being.
第5章 意識とは何か
061 意識という用語は全ての創造作用の基礎であるように思います。それは物理的なものではありませんが、物理的な形あるものの全ての表現の尺度となっています。意識なしではどんな形あるものも存在することが出来ません。意識が生命自体であるからです。それは諸元素を集めて形ある状態にさせる力であり、形あるものの中に気付きと活気をもたらす知性的な力なのです。全てを包含する意識に対する意識的な気付きは聖書の中で聖霊と称されるあのすさまじい力です。意識は創造されたものの内側にある力としての住人であり、その存在の法則でもある絶え間ない行動によってその形あるものの成長を永続させているものです。




【解説】
本章では一連のアダムスキー哲学の中で最も重要とされている「意識」について改めて著者自らが私達に解説しています。
とかく私達はこの「意識」なる用語を何か特別なものとして捉えがちで、単に”意識”、”意識”と唱えればそのものに接近することが出来ると思いがちですが、それは誤りであることでしょう。アダムスキー氏が教える「意識」の実態について、先ずは私達自身で探求し、真実の姿を見極めることが必要です。その場合、「Consciousness(意識)」と表現しているイメージはやはり私達日本人にとっては、通常”気を失って意識が無い”等々で用いる”意識”のままのイメージで良い筈です。異なるのはそれと同種の存在が万物に宿る、或は万物を支えているということです。
この意識なるものは物の全てに存在する訳で、物と物との間のつなぎ、連携するもので宇宙とも融合しているものと考えられます。その知性は万物を創造する知性と力を持っている訳ですので、その力は強力で私達はその力を借りることが出来れば、大いなる発展を遂げることが出来る筈です。


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