ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落030 [2020-05-25]


030 Throughout all space the Word reverberated; It set in motion all the Primal Essence until the whole span of Infinity swayed to the Heart-beat of the Mighty Oneness. Rhythm on rhythm rose and fell in one great undivided harmony, for deep within the bosom of the Word there surged the wondrous Love Song of Creation.
030 全宇宙にその大いなる言葉が鳴り響きました。無限の広がりの中でその力強い一体感の鼓動に従って揺れ動くまで、それは全ての基本的存在を揺り動かしました。律動に次ぐ律動が起こり、また過ぎ去りました。何故なら、大いなる言葉の胸の奥深く、創造の素晴らしい愛の歌が沸き上がったからです。




【解説】
宇宙始原の昔、如何にして万物が生み出されたのかを本項は示しています。宇宙空間を埋め尽くした各分子原子に対し、大いなる言葉による振動(鼓動)が響き渡り、遂には調和ある音楽のようにこだまして各々の微粒子に作用し、その持つイメージに沿って創造作用が起こったという訳です。
天地創造はかく起こったと著者は私達に説いている訳ですが、同時に各々の創造物はその波動を宿しており、その形はその波動を表しているとも言うことが出来るのです。
前項(029)で乙女が大いなる言葉のイメージに沿って創られたとしているのは、宇宙始原の頃、こうして生まれたことに由来しているのです。また、このことを現代的に言うとすれば、その創造の際の大いなる言葉の波動が各自のDNAに記憶され、代々引き継がれるということでしょう。


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