ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落026 [2020-05-19]



026 Always you are One, you are All, as a centralized point of Being. Undying, unchanging - the Consciousness, Cause, and the Action - evolving, transmuting a form to a unified state of awareness.
026 存在の集中化した一点として、いつもあなたは一つであり、全てです。あなたは不死、不変の意識であり、因であり、また進化し、一つ形あるものを統一化された知覚状態に変える行動なのです。




【解説】
本文第3章は、はるか下方を見下ろす台地に一人座禅する修行僧のように何か仏教的な雰囲気をもたらすものとなっています。私達が自分自身や自然界を見つめる時、どのような心境であるべきかを著者が示唆しているということでしょう。
私達が自分自身に向き合う時、それはこれまでの自分の歩みを振り返る中で、自分自身が恵まれた存在、即ちすべての存在によって慈しみを受け、奉仕された上に乗って生かされてきたことを学ぶ必要があります。また同時に私達の行動がそれらの恩に報いる形で発現されなければならないことも重要なポイントです。
私達自身の肉体は移ろいやすく変化は免れませんが、その源である”意識”とは本文中の”一つであり全てです”に表現されているように、変わるものではなく、死滅するものではないと説いています。各自の生涯において少しずつこの意識なるものを理解し、私達自身をその統一的知覚状態に進化させることだと説いているのです。



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