ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落269 [2019-10-11]


269 It is true that all form is brought into being through a drawing together of free elements; that concentration is the father of manifestation. So if we are interested only in discovering how much space we can press into the smallest conceivable mass, concentration is a marvelous thing. But I sincerely hope that the goal for which we are striving is much higher.
269 全ての形あるものは自由な元素を互いに引き寄せることを通じてもたらされたこと、集積は創造の父であることは真実です。ですから私達が如何に考えうる極小な塊に空間を圧縮させることが出来るかを知ることだけに関心を抱くなら、その集積は驚くべきものになります。しかし、私としては私達が努力しているゴールはもっと高いものであって欲しいと心から思っています。





【解説】
確かに形あるものは空間を自由に動き回っていた分子・原子をある意味、究極な密度まで集約し、しかもその内部では各要素がそれぞれ密接に連携している等、奇跡的な機能を果たしていると言えるでしょう。これまで私達は集中こそ、重要だとして来たものです。
しかし、本講座では今までのように形になった世界にはそれ自身の存在にのみ関心が集まる為、発展はないと主張しています。
内向きの関心を解消し、宇宙に拡がる概念や意識を育む為には、私達はこのような形あるもの、即ち結果物から、その原因、即ち無から有になる過程、生命活動に自らの関心を向けさせなければなりません。自我への執着を捨て、もっと深遠な想念・印象レベルの活動を感じ取る努力が必要とされているのです。


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