ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落266 [2019-10-08]


266 It is quite possible, nevertheless, to bring about a free state of cell activity. We speak of this state as relaxation. And the secret of being a good recipient of telepathic communication is the ability to keep the body in a state of active relaxation at all times.
266 それでも細胞活動の自由な状況を取り戻すことは全く可能です。私達はこの状態をリラクゼーション(訳注:本来は「緩和」或いは「弛緩」と訳すべきですが、原文の意味合いを込めてカナ表記にしました)と呼んでいます。そしてテレパシックな意思交流の良い受け手となる秘訣はいつの場合も活動的なリラックス状態に身体を保つ能力にあります。




【解説】
私達がテレパシー能力を高める上で重要とされて来た「リラックスした状態」について、本項で重要な点を述べていることに注意したいものです。
それはリラックスでも活動状態にあることです。私達生命体は全身くまなく静止していることはありません。細胞内の各構成要素も各器官も皆、常に活動的です。先ずはそれら基本的な生命活動と共鳴することが必要で、私達は常に活動的であり、同に何かに執着することなく、外宇宙から来るインスピレーションに即応する鋭敏性が求められることになります。
読者の多くの方が、確かに仕事がはかどる時は、私達は活動的であり、臨機応変に物事を解決していますが、何か問題にぶつかって悩んでいる間は身体は不活発で停滞していることを体験していると思います。これでは身体がリラックスしていることにはならない訳です。宇宙本来の活動的な波動と一体化してはじめて、周囲と調和することが出来るということです。何事にも積極的で関心を持つこと、自然を見習った心境を大事にしなければならないのです。


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