ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落192 [2019-06-20]


192 So it is apparent that we, alone, suffer in these circumstances. And if prolonged, nature will exact a terrible price, because we not only keep the atmosphere immediately surrounding us polluted with our discordant thought vibrations, which will eventually alienate us from our friends, but all the while we are inexorably poisoning our physical bodies.
192 ですから、このような状況の下では私達だけが被害を蒙ることは明らかです。そして長引けば自然は恐るべき代償を迫ることになります。何故なら、私達は私達を直接取り巻く大気を私達の不調和な想念振動に保ち、それにより私達を友人達から遠ざけるほか、その間ずっと私達は自分の肉体に容赦なく毒を盛っているからです。





【解説】
問題は怒りや憎しみだけではありません。とかく私達の心は成果をすぐに求める為、目先の結果の一つに一喜一憂し、不安定になりがちです。思い通りにならないと言って、憂鬱になり、全てを灰色の色メガネで見ることもしばしばなのではないでしょうか。
このような場合も、私達は受け入れる想念・印象を閉ざし、自ら造り上げた殻の中で動きを停止してしまうものです。当然、これらの傾向は体内の生命活動とは一致しないものである以上、その結果は不健康が待っていることになります。
このことからも、私達の最大の課題は私達の心の傾向にあることが分かりますし、その原因は心が独りでは生きて行けないことにあります。良き指導者が必要で、その為に各宗教が存在しているのです。しかしこのような宗教に依存しなくても大自然の生きもの達はイキイキ毎日の生活を享受しているのは何故でしょうか。それは彼らが直接、大地の声、宇宙からの想念・印象を聞いていることからだと思うのです。日々、創造主と接する中では何も不足は無く、満ち足りた生活を送ることが出来るのです。


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