444 Lesson eleven on the exploration of Cosmic Space explains space as consciousness. And how when the mind blends with it it can explore any phase of space. Returning to the statement, where a man's heart is, there he is also, let us analyze the meaning of this. i.e. A person walking into a building can be attracted to one single thing and fail to see the other things in the building. I will use this as an illustration of alertness. Two men enter a tavern for a glass of beer. One is very observant and many things register on his mind such as a large beautiful picture and an attractive lady seated alone at a table. When they have finished their refreshment the two men leave. The observant one commented on the unusual picture and the attractive lady there alone. The other man who had been interested only in the drink had not seen any of these things but his interest was aroused and he suggested that they go back so that he could view them. I use this only to show how two people may travel consciously yet one will see much more than the other.
444 宇宙空間を探検する第11課は意識として宇宙を説明しています。また心が意識と融合する時に心がどのようにして宇宙のあらゆる側面を探検できるかについてもです。人の心がある所、その者もまたそこにあるという声明に戻ってその意味を分析しましょう。即ち、建物の中に歩いて入る人物があるたった一つの事柄に関心を引き付けられていた為、建物の中の他のものを見過ごす場合です。私はこれを警戒状態の例として用いることにします。二人の男が1杯のビールを飲む為、バーに入ります。一人はとても観察力があり、例えば大きな美しい絵があったとか、テーブルに独り魅力的な女性が居たとかという多くの物事がその心に記録されます。二人が一息ついた後、彼らは立ち去ります。観察した男は珍しい絵や一人そこに居た魅力的な女性について話しをしました。一方の男は飲むことしか関心が無く、これらのことのいずれも見ていませんでした。しかし、彼の関心が呼び起こされた為、彼はそれらを見に戻ろうと提案しました。私はこの例を如何に二人の人達が意識的に旅行してもある者はもう一方の者より多くを見るかも知れないことを示す為、用いているのです。
【解説】
私達は第11課では宇宙空間への意識による旅行について学んで来ました。実際のところ、まだまだ私達の現状より高いレベルですが、それでも著者は様々な喩えを用いてポイントを説いています。
まとめの本項では、その内、私達が仮に意識による旅行を行えたとしても当人の知覚力が十分拡がっていないと得られる知識は限られたものになることを説いています。
つまり、せっかくの機会も十分に活かすことが出来ないという訳です。
それを防ぐには、日常から私達は自身の知覚力を鋭敏にしておく必要があります。神社の社殿同様に、私達の中にある鏡を曇らすことなく、常に磨き上げておき、何時如何なる時、閃光が照らされても、それらに対応出来るようにすることです。この精進を積み重ねて置けば、やがてその機会が訪れた時、大きな成果を成し遂げることが出来るという訳です。
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