ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落325 [2018-01-12]


325 May I suggest a scientific experiment which is just as good as any that one may practice. In the June 12, 1964, issue of Life Magazine is an article dealing with color frequency recognized by scientists. It is good for it deals with two phases of development that are quite essential for one's growth. And they are feeling and memory. The experiment is conducted by placing the first three fingers on the different colors while blind-folded. And one is to detect the vibration or frequency eminating from the color, thus being able to name the color. This helps to develop the feeling or touch sensitivity. For frequency or vibration is nothing but a feeling that imposes itself upon the sense mind. One should be very careful about this and once you are able to get the color right endeavor to remember the feeling you get from each color. This will develop a certainty that will stay with you and serve in many fields. And don't forget that a feeling or vibration is actually consciousness alerting the senses.
325 ここで練習するのに丁度良い一つの科学実験をご提案したいと思います。1964年6月12日号の雑誌Lifeに科学者によって存在を認められた色周波数を取扱う記事が出ました。それは人の成長にとって全く不可欠な二つの発達段階を取扱っており、良いものです。なお、その二つとは感じ(訳注:フィーリング)と記憶です。その実験は最初に目隠しをされたまま3本の指をそれぞれ異なる色に置いて行われます。そして色から発せられている振動ないし周波数を探るのです。これは感じや触覚の感受性を発達させるのに役立ちます。何故なら周波数や振動は感覚心にそれ自身の存在を気付かせようとする感じでしかないからです。これについては人はとても注意して行う必要がありますし、一旦、正しい色を把握できるようになったら、各々から得られた感じを覚えておこうと努力して下さい。これによって以後、貴方にとどまり多くの分野で役立つことでしょう。そして感じや振動とは実際には感覚に警報を発する意識なのだということを忘れないで下さい。





【解説】
本項は指でも色を感じ取ることが出来ることを示しており、私達の身体細胞が幅広い可能性を有していることを説いています。普段、私達は視界を目に頼っていますが、実際には身体細胞のいずれもが同等、類似した機能を有していることになります。このことは私達自身の発達に大きな意味をもたらす筈です。
つまり、既存の感覚器官に頼ることなく、全身で外界の状況を把握出来るという訳です。また、その機能は細胞に留まらず更に広範囲に拡げることが出来、遠隔地の状況を知るまでに発達させられるように思うものです。
これらの機能の根本は本文最後に著者が示唆しているように、本講座の主眼としている「意識」の作用でもある訳で、もしこれらと同様の体験を持つことが出来たら、その印象を受けることが出来た状況をよく記憶して置き、次回に繋げることが需要です。


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