292 In other words, I became the part that I wished to understand consciously, by realizing that the part was made by consciousness. For molecules and cells in any form are endowed with consciousness which is the life of the thing. There is not a particle in existence that is not supported by life - or it would not be in existence.
292 言い換えれば、私は私が意識的に理解したいと思う物に対して、その物が意識によって作られていることを実感することで、その一部になったのです。何故なら、如何なる形有るものも分子や細胞にその物の生命である意識が授けられているからです。生命によって支えられていないものは、みじんも無いからです。そうでなければ、それは存在しないでしょう。
【解説】
一体感についての具体的な説明として、本項で著者は"自分がその一部になった"と感じることだとしています。そのような状態が互いに離れた対象物の間で、どうして成立するのかについて、考えて見る必要もあるでしょう。
その理由は、私達が意識と融合した状態になっていることと関係します。つまり、万物の共通要素であり、宇宙に遍満している意識を介することで、私達は初めて一体になれる訳です。それ故に私達はこの一体感を生じた心境・境地を重要視しなければならないのです。ある時、そのような祝福の心境を得たならば、それらを記憶し、自身の大切な宝物とすることです。自らが整えたそのような心の状態を再現させ、発展させる必要があるからです。
アダムスキー氏は様々な講演の中でも、この意識について繰り返し語っています。聴衆の側ではその意味について充分には理解されてはいませんでしたが、この講座によって系統的にそのポイントが語られています。私達各人はこのテキストから多くの宝物を掘り出すべきです。
ちなみに、最近、ダライ・ラマの「実践の書」という著書を読んでいますが、その説く仏教の真髄は、実に本講座で説く内容と類似しています。真理は一つであることを教えて呉れる、現在、私のサブテキストになっています。
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