ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落137 [2017-03-27]


137 Keep your mind as much as possible on the finer qualities of life, as you would on a fine quality of music. And if you do this daily you cannot help but make progress.
137 あなたの心を精緻な音楽に耳を傾けるように、生命のより精妙さに関心を持ち続けさせなさい。毎日これを行えばあなたは進歩せざるを得なくなります。


【解説】
事物や行動或いは自然活動の中に、私達が何に気付くかが最も重要だということです。気付きの能力を得る、即ち”悟り”に至った後は、私達は様々な現象を通じて、その背後にある精妙な仕組みや法則性にも気付くことが出来、世界観、宇宙観にも繋がる理解力を育むことが出来ます。
これを達成する為には、日常的に心の中を通過するかすかな印象をキャッチ出来る感性が必要ですし、かつて自分が同様の印象を得た時の心境をよく覚えて置き、再びその状況を再現出来るよう心を整える必要があります。
同乗記には長老が毎秒何千もの想念・印象を感知すると書かれていたと思いますが、私達の進化の先にはそうしたレベルまで人間の能力は高められるということでしょう。世の中には年齢を重ねるにつれて”老化”が大きな問題となっていますが、ひとたび進化の道を進み出すなら、私達は能力が増すことはあっても衰えることはないという訳です。



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