ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落128 [2017-03-13]


128 All nature is expressing intelligence in varying degrees, for there is not a form, even a grain of sand, that does not express the purpose for which it was created, even better than man. A blade of grass as a tender shoot will come through the hard crust of the earth as it uses the power of the cosmos and obeys the intelligence that directs it. Yet man finds it difficult to penetrate a hard surface.
128 全て自然は様々な程度に知性を表現しています。何故なら形有るものはどれ一つ、砂粒一つでさえ、それが創造された目的を表現していないものはおらず、人間以上に良く表現しているものさえいます。一枚の草の葉は、柔らかな新芽の時、地面の硬い塊を貫いて現れますが、それは宇宙のパワーを用い、それを導く知性に従っているのです。しかも人間には硬い地表を貫くなどということは困難であることが分かります。




【解説】
最近よく食卓に"スプラウト"がのぼるようになったのは、種が芽を吹く時点の生命力を私達も取り込みたいと思っていることに他なりません。種が発芽し、若芽が地中を上昇し伸び上がる様は、種から新芽へステップアップする目覚ましい光景として捉えることが出来ますし、その過程こそ本項で言う"知性"が顕在化している状況と言える訳です。
そういう意味では私達は春にこそ私達自身も含め自然界を貫く原理、宇宙的知性の働きを観る絶好の機会ということが出来ます。
種が芽吹くことについて思うことは、彼らは迷うことなく自らに示唆された指示を忠実に実行し、芽を伸ばした先が安全な環境なのかどうかは厭わないことです。芽吹いた直後に牛に食べられてしまうかも知れませんが、種はそのような保証を求めたり、躊躇することなく、変身を遂げようと精一杯の行動をするのです。
その多くは成長する過程で、他の者の餌となり、他の者に役立ち、自然界全体を回しているのです。その種たちに示唆する宇宙的指導には私達の考えが及ばない程の深い意味合いがあるということです。


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