ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落098 [2017-01-27]


098 So it is with man. For he has all the potentials of expression built in, as it were. And he must inhale and exhale the breath of life to be of service. Should he cease breathing he would become a stilled instrument without any motion. Yet to inhale and not exhale the continuous state of life expression would cease. THE BREATH OF LIFE must pass through the form continuously for it to be active. It is comparable to the ether waves that feed the television set. Notice that the breath of life and the ether waves are everywhere and know no barriers, but they need an instrument to express through.
098 それは人間にも当てはまります。何故なら、人は内部に言わば全ての表現力が組み込まれているからです。そして人は役立つ為には、生命の呼吸を吸込み、吐き出さねばなりません。人がもし呼吸を止めたとしたら、何らの行動もしない静止した装置になってしまうでしょう。また、吸込むだけで吐き出さなければ、生命の継続状態は止まってしまうでしょう。「生命の呼吸」は形有ある物が活動的である為には絶えず体内を通っていなければなりません。それはテレビを養っているエーテル波に例えることができます。注意して欲しいことは、生命の呼吸もエーテル波も何処にでも存在し、それを妨げるものは無いのですが、それらは表現される為には道具が必要なのです。



【解説】
あらゆる才能が各自に備わっており、要はそれを如何に引き出し表現するかが、課題となるということです。テレビ受像機の例のように、私達はその才能を表現する為には、電力即ち生命力を必要とする訳で、その生命力を常に呼吸し、吐き出す必要があります。
つまりは自身に取り入れた生命力を、今度は自身の才能を開花させ、表現されたものとして社会に放出、表現することです。
よく人間の役割を生命力を通すパイプであるとされて来ましたが、本来の意味は現実世界に向けて、生命の意図する姿を表現し、世に示すことかと考えます。
本文にあるように、生命力はあらゆる場所にくまなく存在し、その表現者を待っているのです。



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