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It is true that the step into the wholeness of life carries us into the unexplored but what would our existence be if we remained always in the world of the obvious? Delving into any subject takes us from stagnation to knowledge and progress. There is no need for any one remaining in the state of disintegration or static mental condition when everyone is privileged to step into the newness of things and study in the school of everlasting advancement. There is no place to which a man is bound; he may go forward freely whether it be in a world of acts or in the universe of facts. There is no standing still; one must go either up or down, and the upward step is always the proper one to take. All of the storehouses of earthly knowledge in which various manuscripts are treasured contain not even a beginning of the wisdom that is held within the storehouse of the cosmos.
104 生命の全体性への歩みは私達を未踏に運び入れますが、もし私達が明らかな世界にいつも留まっていたら、私達の存在意義は何なのでしょう。どんな課題でもそれを掘り下げることは、私達を停滞から知識と進歩に連れ行きます。誰もが物事の新しさへの一歩が与えられ、永続する前進の学校での学習が与えられているというのに、誰一人、崩壊或いは静止した精神状態に留まっている必要はありません。人が縛りつけられている必要のある場所は存在せず、人は行動の世界や事実の宇宙の中であれ、自由に前進することが出来るのです。静止しているものは何一つありません。人は上昇するか下降するかのいずれかであり、上向きの一歩は常に取るべき適切なものです。様々な原稿が収蔵されている地球上の知識の宝庫の全てをもってしても、宇宙の宝庫の中に保存されている英知の冒頭さえも含んでいないのです。
【解説】
ひとたび原因の世界へ探求に踏み出せば、私達には様々な未知の世界が待っていることが分かります。実は一見して何でもないように思えるものでも、その内部には私達が知らない様々な要因が働き合っているという訳です。これら自然の営みを観察することも、またそれらの姿を絵画に写生することも楽しいことですし、その隠されたメカニズムを解明することも良い研究でしょう。
私達自身も含めて、全てのものが一瞬一瞬を生きており、大いなる因の発する想念・印象によって生かされているのです。それらに気付かず、日常目にする自然の中に生命の活動を感じない者は退化の道を歩んでいることになるのです。本文に述べられているように、私達には進化か退化の2つの選択肢しかありません。現状維持はあり得ないとしていることには、注意したいところです。
もちろん、私達は進化の道を進むべきで、せっかくのこれまでの歩みを無にしてはなりません。次々に目前に広がる新しい環境に対応しながら、前進・精進する生命の探求者に私達はなるべきなのです。
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