ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第07章 段落083 [2015-12-28]


083 But man must have faith and confidence in the workings of the eternal law; if he has any doubt he will block the condition from appearing. A doubt as small as a mustard seed will keep it from him, but should he have faith as small as a mustard seed he shall have the desired manifestation.
083 しかし、人はその永遠なる法則の作用に対し、信頼と確信を持たなければなりません。もし、どんなものでも疑いがあれば、現出の条件を妨げることになります。カラシ種ほどの小さい疑いは、その者から遠ざけますが、カラシ種ほどの小さい信頼があれば、望んだものの現出を得ることでしょう。




【解説】
心の中を通過する想念・印象が自身の身体はもちろん、あらゆる環境に同種の影響を与えるということは、私達自身が想念・印象を現実世界に発現させる道具や仕組みの一つであることを意味しています。
即ち、各自が心の中で思うことは現実化するという訳です。このことはジェイムス・アレンその他の思想家やほとんどの宗教に共通する教義でもあります。宇宙の法則という訳です。
しかし問題は、これに対していささかの疑念を私達が抱くのであれば、その逆作用を働かせることとなり、物事は成就する筈もないのです。イエスの言われた「からし種」の話も、私達の持つ想念・印象の絶大な創造力の取り扱いについて注意していることになります。
従って、日常、どのような想念を通過させているかが重要で、この心境を適切なものに保つことによって、私達は宇宙的活動ともリンクした生き方が出来るものと思われます。


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