ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第07章 段落082 [2015-12-25]


082 Knowing what we are, we then have to hold fast to that which we want and eliminate from the conscious sense mind that which we do not want. We are bound to get results if that which we want is the right thing for us to have at that time. Otherwise we will get what we need at the proper time.
082 私達が何者であるかを知った後は、私達は自分達が欲するものをしっかり保持し、望まないものを意識的な感覚心から駆逐しなければなりません。私達はもし、私達が欲するものが、その時私達が得るのに正当なものであるなら、結果を得る筈なのです。さもなければ、適切な時期に必要なものを得ることでしょう。



【解説】
「想いは実現する」ことの本質的な意味を改めて本項は示しています。
もとより、私達の心に抱く想念は、私達の認識の有無に関わらず類似した想念を引き寄せるものと思われます。そのハイウエイを通過する想念は、各々が目的を持っており、物質に作用し続ける訳で、最初は微細な原子・分子レベルの活動から、遂には具体的な物質の変化となって現れるものと思われます。
また、前項(081)でも述べられているように、心の中に長らく想念を留めて置くことも好ましいことではありません。仏教で言う「執着」が好ましくないとされる理由でもある訳ですが、私達は仮に良しとした想念であっても、良しとする認識の後は、それらの想念を放ち解放して、次なる来訪想念に備えることが重要と思われます。
つまり、このようにして行く中で、私達の心は良い想念の通り道となり、物質界に好い影響を与えられる想念の通過経路になるものと思われます。


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