ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落065 [2015-12-02]


065 Everything from the mineral to the Cause kingdom is changed, moment by moment, by the everlasting activity of consciousness. It is the avenue of progress; the stream of life ladened with ideas which drop into the consciousness of mortal man with great rapidity and which may be used or discarded, depending upon the understanding of the individual. Consciousness speaks the language of the Soul, for it is the Soul. This Cosmic language is soundless, yet it roars with a voice of thunder, reverberating with a tremendous force upon the mortal form, producing a state of awareness as to the ideas that lie within him - ideas which only he himself knows unless he expresses them in words, and which even then may not be understood by another.
065 鉱物から因の王国に至るあらゆるものは永続する意識の活動により、刻々と変化します。それは進歩の大道であり、大速力で死すべき人間の意識に降り下るアイデアを積み込んだ生命の流れであり、各自の理解力により、活用されるか或いは捨て去られるかになります。意識は魂の言葉を話します。何故ならそれは魂であるからです。この宇宙的言葉は無音ですが、雷ほどの声で叫び、死すべき形あるものにすさまじい勢いで響かせ、人の内側にあるアイデアにいての知覚状態を作り出します。そのアイデアは言葉に表現しない限り、その者のみが知り、言葉に表現したとしてもその時、他の者には理解されないものです。



【解説】
ありとあらゆるものは活動の中、変化の中にあります。「万物は流転する」とは言い得た言葉です。通常、このことは確固たる固定したものでないということから、「空しいもの」、「はかないもの」と解釈されがちでしたが、アダムスキー哲学においては同じ変化の形相を本文のように実に生き生きと語ることが出来ます。このことが従来から地上で染みついて来た宗教教義と他惑星文明から伝えられた「宇宙哲学」と根本的に違うところです。
このように一瞬一瞬変化するような活動的な宇宙の実態なのですが、その中にあって本項で言う意識の働きは大きな役割を占めているのです。無言の意図ではありますが、その印象指導によって全ての変化、創造作用が進められているという訳です。
もちろん私達の内側にもその意識は隅々にまで染みわたっている訳で、少しでもその声を聞こうと努力すれば、たちどころに成果を得ることが出来ます。実に頼りになる存在という訳です。


第05章 段落064 [2015-12-01] <<  |  >> 第05章 段落066 [2015-12-03]