ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落015 [2015-09-16]


015 What of those that say truth is fact - explaining further that it is that which can be proven. Let me ask you this - proven to whom and by what and for how long? Again you must have a set standard of discrimination. Must it be proven by man's laws or theories that have already been given recognition? Then you are putting a limitation on truth. Must it be proven to all people or only to one who is able to see beyond the perception of his fellow-men? Proof can only go so far as a man will accept and truth to each man is only that which he has experienced either by mental realization or physical expression, and yet truth is universal. It is the sum total of action. Every smallest quivering frequency in the whole cosmos is truth - true because it perpetuates action. I shall bring all of my statements down to a perfectly logical, matter-of-fact foundation.
015 真理とは事実であるとする者達の言うことは、更に推し進めれば、それが証明され得るものだということです。このように質問させて下さい。誰にそして何によって、またどれくらいの間、証明されるのかと。ここでもまた、あなたがたは差別のための固定化した基準を持っているに違いないのです。それはこれまで既に認められた人間の法則や理論によって証明されなければならないのでしょうか。そうであるなら、あなたは真理にある限界を置いていることになります。それは全ての人々にあるいは仲間の者達より奥先を観ることが出来る者のどちらに証明されなければならないのでしょうか。証明とは人が受け入れるまでのものであり、個々の人にとっての真理はその人がかつて心の自覚あるいは肉体の表現によって体験したことでしかありません。しかし、真理は宇宙普遍のものです。それは行為の総計です。全宇宙の中の個々の極微の震える振動は真実です。それが永続する活動であるが故に真実なのです。私は私の論述を全て完全なる論理的で事実に即した基礎に基づいて書き起こすつもりです。



【解説】
真理は事実であると主張する者に対して、著者はその事実とは誰によって証明されたものなら良いのか、また事実であるとそもそも誰によって証明されるべきかと問い直しています。
その議論の中で著者は所詮、現代の私達が前提とする諸法則もその適応性には限界があり、いずれ新しい「原理」によって置き換えられるものに過ぎないと説いています。
こうした中、宇宙自然の営みは未来永劫継続する訳で、その継続するということ自体が真理に属すると観なければいけないと諭しています。私達は真理の只中に生活しており、少しずつではあっても、真理を探究する毎日を送るべきなのです。



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