ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落206 [2014-11-18]

206 In infancy and young childhood, before the indoctrination of accepted beliefs has filled the mind with preconceived ideas, the young life is governed almost entirely by impressions. Long before a baby can talk, it can receive thoughts and respond to them. Therefore, is not the importance of the parent's attitude self-evident? Remember, our children are little mirrors reflecting our emotional stability or instability.

206 古くからそのまま受け入れられて来た信条による洗脳が行われる前の幼児期や幼年期においては、年少者の生活のほとんどは印象によって完全に支配されています。赤ん坊が喋れるようになるはるか前、赤ん坊は想念を受け取り、それら想念に応答します。それ故、両親の姿勢が重要であることは自明のことではないでしょうか。私達の子供は私達の感情の安定あるいは不安定さを映す小さな鏡だということを忘れないで下さい。

【解説】 何事も自らの経験・体験を拠り所として学んで行くことが必要です。本項で述べられている内容も私達が社会の一員となるにつれてその社会の古い習慣や信仰に次第に染まって行き、本来の道を歩むことが妨げられることを示唆しています。 本来は幼児期には既に印象を感知し自らの印象・想念に基づいて行動していたものが、両親その他社会の風習の中に埋もれてしまうということを本項では警告しています。家庭や地域社会における従来型の宗教が時に本人の進化の妨げとなる訳です。 特に最近は中東諸国において宗教に根差した争いが目立ちますし、無垢な年少者が洗脳され狂信的なグループの手先となって命を落としたり、相手を殺害したりしていることが気がかりです。こうして本来成長を遂げるべき若者達を自分達の主義主張に組み入れ利用する者は末永く重いカルマを引きずるのは当然としても、それ以上に私達は未来ある少年達に真の進化の道を積極的に示す必要があります。

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