ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落444 [2013-11-26]

444 Lesson eleven on the exploration of Cosmic Space explains space as consciousness. And how when the mind blends with it it can explore any phase of space. Returning to the statement, where a man's heart is, there he is also, let us analyze the meaning of this. i.e. A person walking into a building can be attracted to one single thing and fail to see the other things in the building. I will use this as an illustration of alertness. Two men enter a tavern for a glass of beer. One is very observant and many things register on his mind such as a large beautiful picture and an attractive lady seated alone at a table. When they have finished their refreshment the two men leave. The observant one commented on the unusual picture and the attractive lady there alone. The other man who had been interested only in the drink had not seen any of these things but his interest was aroused and he suggested that they go back so that he could view them. I use this only to show how two people may travel consciously yet one will see much more than the other.

444 宇宙空間を探検する第11課は意識として宇宙を説明しています。また心が意識と融合する時に心がどのようにして宇宙のあらゆる側面を探検できるかについてもです。人の心がある所、その者もまたそこにあるという声明に戻ってその意味を分析しましょう。即ち、建物の中に歩いて入る人物があるたった一つの事柄に関心を引き付けられていた為、建物の中の他のものを見過ごす場合です。私はこれを警戒状態の例として用いることにします。二人の男が1杯のビールを飲む為、バーに入ります。一人はとても観察力があり、例えば大きな美しい絵があったとか、テーブルに独り魅力的な女性が居たとかという多くの物事がその心に記録されます。二人が一息ついた後、彼らは立ち去ります。観察した男は珍しい絵や一人そこに居た魅力的な女性について話しをしました。一方の男は飲むことしか関心が無く、これらのことのいずれも見ていませんでした。しかし、彼の関心が呼び起こされた為、彼はそれらを見に戻ろうと提案しました。私はこの例を如何に二人の人達が意識的に旅行してもある者はもう一方の者より多くを見るかも知れないことを示す為、用いているのです。







【解説】

実は私達を取り巻く空間、宇宙空間は意識そのものであると第11課は説いています。

私達はその意識空間を自由に旅することが出来、事実その初歩段階の行動を時として行っている訳ですが、感受性が鈍い為、多くの有益な知識に気付くことなく終わっているという訳です。

自分自身の意識を身体外部にまで拡大させれば、その周囲の雰囲気や対象物の実態も感知することが出来ます。これまでも宇宙空間に出た宇宙飛行士達が口々に無音、暗黒の宇宙から様々な強い印象を受けたことを地球帰還後に語っており、宇宙空間には地上に比べてより純粋で出力の高い印象が流れていることが分かります。

日常生活において大事なことは、私達は定例的な地上の仕事を済ませる一方、こうした宇宙空間への感受性を同時に高めて置くことです。決して私達は地上の自らの肉体に閉じこもる必要はなく、自らの意識を拡大させ、絶えず宇宙空間に自らの関心を広げて置くことだと考えます。


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