ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落394 [2013-09-09]

394 In the early days the mind felt that space was empty because the physical sight could not see anything in it, yet in recent years with instruments we find that space is active and full of invisible elements out of which forms are created. Consciousness has been trying to convey this to our minds consistently but the mind would not accept it as the sight could not see the invisible manifestations. And only through the instruments has the consciousness been proven right.

394 初期の時代には心は肉眼ではそこに何も見えない故に宇宙空間はからっぽだと感じていましたが、近年では諸装置を用いることによって私達は宇宙空間は活動的であり、形有るものが造り出される目に見えない元素類で満ちあふれていることが分っています。意識はこのことを一貫して私達の心に伝えようと努力して来ましたが、心は目に見えない創造の御わざを見ることが出来ない為にそれを受け入れようとはしなかったのです。そして諸装置を通じることによってのみ、意識が正しかったことが証明されて来ました。





【解説】

私達はこれまで長い間、目に見えないものはその存在を信じて来ませんでした。それは一方ではかつての神秘主義の悪弊から、実証、現実主義、物質中心の現代への移行して来たことに他なりません。それにも大きな問題がある訳です。

肉体の既存感覚には捉えられなくても、顕微鏡や望遠鏡、その他の装置類を用いることで、私達は実際には目に見えない世界の重要性を学んで来ました。本講座においても宇宙意識の働き、想念や印象の伝達方法等、宇宙根源に関わる知識や指令が、これら目に見えない要素として働いており、私達はそれに支えられていることを知っています。

未だ私達は宇宙空間における活発な諸活動について多くを知る者ではありませんが、その空間における創造作用の一端は、日々の生活の中でも見ることが出来ます。雪の結晶や湧き起こる雲等、大気圏で起こっている事柄はそのまま、本項が言う宇宙空間の諸活動に繋がるものと言えます。


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