ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落281 [2013-03-26]

281 Remember it was not the mind that created itself, cosmic consciousness was its creator and what it created it can correct and have it function perfectly when the sense mind blends with it. Even old age can be wiped away for that is a concept of the sense mind. We could say that as age came by man, so must youth come by man. The Bible states that as death came by man so, must life come by man, the sense mind. And this can be done when he becomes one with cosmic consciousness for it knows no age, nor time or place. It is always in the prime state of life and all inclusive.

281 覚えておいて欲しいのは自分自身を創ったのは心ではなく、宇宙意識がその創造主だということ、そして創造し生み出したものは正すことが出来、感覚心がそれ(訳注:宇宙意識)と混ざり合う時にはそれ(訳注:自分自身)を完全に機能させることが出来ることです。老化でさえ吹き飛ばすことが出来ます。何故ならそれは感覚心の一つの概念だからです。私達は老齢が人によってもたらされた以上は、若さも人間によってもたらされる筈だと言えるでしょう。聖書は人によって死がもたらされたからには、命も人即ち感覚心によってもたらされる筈だと述べています。そしてこのことは人が宇宙意識とひとつになる時になされ得るのです。何故なら宇宙意識は年令を知らず、時間も場所も知らないからです。それは命とすべてを含む中にあってその原始の状態にあり続けているのです。





【解説】

前項(280)では花に対する意識の交流についての話がありましたが、更に身近な例は私達自身の身体に対する場合でしょう。即ち、私達の意識が作用する最も身近な対象です。またその作用結果を直ちに見られるのも良いところです。通常、私達は様々な心の誤用によって肉体を痛めつけていますが、その被害を受けているもの私達自身であり、まさに自業自得の法則の中に生きています。

しかし、一端、これを善い方向に活用すれば、苦しみは消滅し、心身は本来の健やかさを取り戻すことは間違いありません。元来、肉体はそのように創られ、維持されるよう意識によって統制されているからです。

このような仕組みに対し、私達はあまりにも無知であり、正しい肉体の使用方法を学んで来なかったという訳です。その結果、病気や老化が進行してしまう訳で、私達はまず、宇宙意識の作用について学ぶこと、その精妙な指導の声に耳を絶えず傾けていることです。各自の生命の終りは未熟な心によってもたらされるからには、その心の変革によってそれらを永遠の生命に立ち戻させることが出来るという訳です。


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