ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落246 [2013-01-23]

246 Examples have been used in many ways. i.e. If a dictator wants to dominate his people, he destroys those who, oppose him, as an example to others. If examples can be used in this way, why can't we set a fine example for the world to follow? We can with action and not just words and dreams. And this can be done only by living the things that we know. We must be honest and truthful to our better self before we can be honest and truthful to others. We must trust our consciousness if we expect other conscious entities to trust us.

246 例示というのは様々な方面で用いられて来ました。即ち、独裁者がその人民を支配しようと思うなら、反抗する者を他の者への見せしめとして滅ぼします。仮に例示というものがこのように用いられ得るとすれば、何故私達は世界が従うような素晴らしい例示を打ち立てようとしないのでしょうか。私達は単なる言葉や夢でなく、行動によってそれが出来るのです。そしてこれは私達が知っている事柄を生きることによってのみ、行い得るのです。私達は他の者に対して正直で誠実である前に私達のより良い自己に対して正直で誠実であらねばなりません。他の意識ある存在が私達を信じてくれることを望むなら、私達は私達自身の意識を信頼しなければなりません。





【解説】

空に出現する虹のように自然は時々、私達に美しい光景を見せて呉れます。これらは創造の世界の一端を私達に垣間見せているもので、私達はその光景から改めて壮大な創造の力の大きさと美しさを実感するものです。

本講座を学ぶ私達は、既に第6課の終盤に差し掛かっており、著者は私達各々に各自実践して得た内容を他者に示すように求めているのです。各自が周囲の人達に生きる手本を示し、この学習の内容が真理に基づいていることを示して欲しいと願っているのではないでしょうか。

もちろん、その内容は単に知識としての「生命の科学」ではなく、各自が理解し実践した経験であることが必要です。半歩先に進んだ者が後続の者の為に体験を伝授するという訳です。言い換えれば私達もそろそろ具体的なる応用事例や体験を語るべき段階になりつつあることを自覚すべきなのです。


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