ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落223 [2012-12-07]

223 Here is an example of grouped cells. First we will use the ones associated with the mind. The mind is alerted to take on food due to past habits for the body needs fuel. But as stated before, the mind does not know what is to be done with the food when it enters the body. But there is a group that does know, and while the mind is entertaining itself with something else this group goes on with its work. I have used this example for years in lectures and class work, but it illustrates very well, so I will use it again. Once the food enters your body the intelligence independent of the mind goes to work on it. We will class these workers in four groups, each working in behalf of the other.

223 ここで群れになった諸細胞の例をお話しましょう。最初は心に関係した細胞群を取り上げたいと思います。心は過去の習慣の結果、食物を摂取するよう絶えず注意を払っています。肉体が燃料を必要とするからです。しかし、以前述べたように心は食物が肉体に入った後、その食物に何が起るかについては知っていないのです。それでも知る集団が居て、心が何か他のことで楽しんでいる間に、この集団がその仕事に従事します。私はこの例えを講演や教室での講義で何年も使って来ましたが、それでもこの一例は大変よく問題を表わしている為、再び用いることにします。ひとたび食物があなたの体内に入るや、心から独立した知性がその食物に対して働きます。私達はこれらの働き手を各々が他の為に働らく4つの集団に分類することにします。





【解説】

「おいしい食事をしたい」とは誰もが思うものですが、その「おいしい」、「まずい」は、私達の心の構成要素の味覚の評価(裁き)でしかありません。以前、裏庭に水を求めて着陸した宇宙船から出てきた宇宙人から御礼にもらったパンケーキはダンボールのように味気の無いものであったという海外のレポートを読んだことがあります。味覚の支配から私達自身を解放することも宇宙時代に向けての課題です。

一方、人体には飲み込んだ後に各種栄養分を消化吸収、分解する細胞群(消化器系)がその後の作業を行なっており、それらが順調に進むことで、私達は心地よく過ごすことが出来る訳です。これら細胞群について著者は実質、4つの集団があると、以下に続く本文で解説しています。

わが国でも体調管理の上から、ダイエットの必要性について説かれていますが、肥満の方を見ると、明らかに食事の量が過大であることが分かります。本人は自身の身体維持の為、心が食事をもっと摂るように促しており、味覚に支配され、満腹になるまで食事を詰め込む生活を続けている訳です。従来から視覚については、課題を知るところですが、味覚についても私達は制御する必要があることが良く分かります。


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