ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落218 [2012-11-30]

218 Let me clear the point of man being a thought. To create a form like that of man or any other, whatever is responsible for creating the form had to have a thought pattern of the form before it could be created. Man is a thinking being, for if he did not think he would not be what he is as thought is the motivating force of his being. He has to think before he can walk or eat and no matter what he does he has to have a thought as a director. And these thoughts come to him either as a combination of past experiences, associations with others, or as cosmic impressions.

218 人が想念であるという要点について明確にして置きましょう。人あるいは他のどのような物でも形を造り出す為には何者がその責務を担っているにせよ、それが創造される前にその形についての想念パターンを持たねばなりません。人は考える存在です。何故なら想念がその存在の原動力である故に、もし考えることをしなければ、人は自分が自分であることがなくなることでしょう。人は歩くにせよ、食べるにせよ、その前に考えなければなりませんし、如何なることをするにしても想念を指揮者にしなければなりません。そしてこれらの諸想念は過去の体験や他との結合として、あるいは宇宙的印象類としてその者のところにやって来ます。





【解説】

新しさを重要とする中で、その最もポイントとなる分野は私達の想念にあるという訳です。

各人の人格を構成するのが、その人が持つ想念のパターンということが出来る訳で、日頃どのような想念を抱くかが重要です。また、これに関連して著者はそれら想念が環境に作用し、それに呼応した状況を創り出す等、常に創造的な機能を有していることを明示しています。

これら私達が日常選択している想念が、本人を形成する訳ですので、その想念が生き生き、活発なものであれば、それを肉体細胞が表現することは極く自然な成り行きです。しかし、その想念は一般的に言って、多くは身勝手で習慣的なものになりやすい為、私達は努めて、毎日を新鮮な想念、新しいアイデア、未知の分野への探求を進めて、創造主が用意して呉れている様々な世界を学ぶことが期待されています。

自己の肉体細胞をその本来の生き生きとした状態に維持する為、私達は想念分野から積極的に新鮮さを保つ工夫が求められています。空を見上げれば、雲が驚くべき速さで流れている等、私達は目くるめく動的な世界に生きており、全ては流転の中の一瞬を過ごしているという訳です。


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