ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落164 [2011-08-17]

164 Although few men are aware of its existence there is a universal language - a language which includes not only the expressions of man but that of every living thing; a language so simple that even a new-born babe can understand.

164 ほんのわずかの人しか、その存在に気付いていませんが、宇宙普遍の言語は存在するのです。人間による諸々の表現のみならず、あらゆる生きものの表現を含んだ言語で、あまりに簡単なため、生まれたばかりの赤ん坊さえ理解することが出来ます。





【解説】

音声或いはその発展形である文字によらない言語について、本項は述べているものと思われます。元来、人が想起するアイデアが未だ通常の言語に翻訳される前の言わばアイデアの塊の段階で、直接認識し、理解する能力のことを指しているように考えます。

これらの能力はあらゆる生きものに元来、備わっており、その結果、人間以外の生きものはこのインスピレーションを把握し、その結果、何ら特別な言語を持たなくても互いに十分な理解を図ることが出来る訳です。

細胞同士のコミュニケーション、他の種との意思疎通、更には宇宙根源からの示唆等、ありとあらゆる場面で活用されているのが、この想念感知能力です。

人間も言語を学ぶ前の乳幼児までの段階は皆、これと同じ能力を有していたものと考えます。またその頃は印象の記憶も確かで、誰でも幼児期に受けた印象は生涯忘れずに残っているものです。こうした言葉を覚える以前の生活は、本来の宇宙共通言語を修得する一歩であったかも知れないという訳です。

周囲の雰囲気を察知する能力は、これら想念に鋭敏になることと同意語であり、私達一人一人がこれから宇宙的な生き方を歩む上で必要な要素と言えます。


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