ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落422 [2009-01-20]

422 I am only giving my experiences to show that man's innate ability is of his own consciousness and has nothing to do with mysticism. But rather it is an understanding of the law or the other half of oneself - the conscious part. 99% of humanity is living the mental side of life unaware of their conscious ability or conscious consciousness. Consciously you are free to go any place in the Cosmos but mentally you are anchored to one place. As I was anchored to the classroom but consciously I went to where I was needed. And the law is just as real on the conscious side as it is on the mental side. Consciousness is the permanent side while the mental is the changing side of life. Always changing because the mind is learning while consciousness is all knowledge.

422 私は人の生来の能力は自身の意識によるものであり、神秘主義とは一切関係が無いことを示す為に自分の体験を述べているだけです。むしろそれは法則の理解、自身の半身即ち意識の部分の理解と言えます。何故なら99%の人類は自分達の意識上の能力即ち意識的意識について気付かぬまま心の側で生きているからです。意識の上では貴方は宇宙の何処にでも行ける自由がありますが、心の上では貴方は一箇所に錨で繋ぎ止められています。私がその教室に繋ぎ止められていた時でも、意識の上では私は私を必要とする場所に行ったのです。そして法則は心の側でも意識の側でも現実に働きます。意識は永遠の側にありますが、心は人生の変化する側にあるのです。意識は全ての知識である一方、心は学ぶ過程にある為、常に変化しているのです。





【解説】

ここでの大事なことは、私達各自は生まれながらにして、つまりは特段の努力をしたり功績を上げなくても、生来、宇宙を自由に旅するような意識の力を授かっているということです。しかし、授かっていることはそれを活用していることとは無関係です。日常、それに気付かず、各自の肉体に限定された心に従って暮らしているのが私達です。

しかし、その心も学習の過程を経るにつれ、進歩するものです。人の一生はこの心の精進の道と言えるかも知れません。そうする中で、心は進歩しますし、場合によっては退化し、堕落することもあるのです。その結果、人の性格も変わり得る訳です。一方、意識は不変です。それを本項では「法」と表現しています。宇宙を貫く不変・普遍の原理、根源的な作用が私達の意識という概念のものの中に脈打っているのです。その法則に親しみ、理解することこそ、最優先の課題にしなければなりません。


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