ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落242 [2008-03-13]

242 And all of this is present within you now, like the feeling of how you would like to be treated by others, so just return the same to all forms of life. But do not give up because you do not succeed on the first, second or third try. Just become more determined to master the situation. And the more determined you are the better the results will be.

242 そしてこの全ては、丁度、他の者にそう扱われたいと思う気持のように現在の貴方の中に存在しますので、ただ生命のあらゆる形あるものに同じことを返せば良いのです。しかし、貴方が一度や二度、三度の試みでうまく行かなかったからといって諦めてはいけません。その状況に熟達するにはより深く決意すれば良いだけです。そしてより深く決意すればする程、より良い結果が付いて来ることでしょう。





【解説】

金星人達のように生きること、その素質は私達全員の内部に既に備わっていると言っています。しかし、長い年月をエゴに支配されて来た地球人にとって、その生き方は一度や二度の努力では実現する筈も無く、踏み込むには努力と決心が必要だということです。大事なのはそれを実現する為に必要なものは特段、「何処かに行かねばならない」、「何かを探しに出なければならない」といった類いのものではなく、既に各自に備わっている要素を再発見するだけで良いということです。

これは自然界を観察すれば分かることです。春には新しい芽が吹き、花が咲き、鳥がさえずる等、全ての生き物が生命本来の美しさを体現します。この時期、野外に出て分かることは、多くの植物が春の陽光を浴びてその葉や茎を伸ばすとともに、虫達に新鮮な食料を提供しているということです。そして動き回る虫達もその恩恵に感謝しながら、花の受粉を助ける等、植物に役立つ仕事をしています。

これら多くの活動はたいていの場合、全くの無言のまま行われており、私達の耳が直接、その者達の会話を聞くことはありません。それらは印象、テレパシーによる意思の交流を行っているに違いありません。そのような高いレベルまで私達の感性を高められれば、私達は如何に美しい「極楽浄土」で日常生活を過ごしているかが分かる筈です。


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